ピルとか、ホルモンの薬を使うのはなんだか怖い、癌になりやすくなるのでは?
という不安を持っている方も多いですよね。
ホルモン治療のメリット、デメリット、他の方法についても、その人に合った方法を一緒に探しましょう。
加齢に伴うホルモンの変化
40歳前後から月経の周期が不規則になり、女性ホルモンが低下することで様々な更年期症状が起こります。更年期の症状は個人差が大きく、複数の症状が重なったり、日によって症状が異なったりするのが特徴です。
HRT(ホルモン補充療法)について
症状がつらい場合、ホルモン補充療法(HRT)や漢方を取り入れることで、症状が改善することがあります。
ホルモン補充療法は、効果の期待できる治療ですが、誤解されていることも多く、ためらわれる方も多いです。治療をすることのメリットとリスクだけでなく、治療しないことのリスクとデメリットも合わせて考えることが重要です。
HRTの主なメリット
更年期症状の劇的な改善
血管運動神経症状(ほてり・のぼせ・発汗)には90%近い高い効果があります。
骨粗鬆症の予防
エストロゲン低下による骨量減少を抑えます。
肌や血管の健康維持
皮膚の水分量アップや血管を柔らかく保つ効果が期待できます。
がん発症のリスクの低下
大腸がんの発症リスクを低減。
HRTの副作用とリスク
副作用
治療開始初期に不正出血、乳房の張り、痛み、頭痛などがみられる場合がありますが通常は期間とともに軽減します。
血栓症
60歳以上で開始した場合血管が詰まりやすくなる(血栓症)リスクがわずかに上昇します。
乳がん
2002年に「HRTは乳がんや心血管疾患のリスクを高める」という衝撃的な結論をWHIが発表し、世界中でHRTの使用率が急激に低下しました。
しかし、その後の研究で当初の報告には誤解が含まれていたことが判明しています。
50代またはそれ以前にHRTを適切に開始すれば、リスクは比較的低く、多くのメリットを得られることが現在では明らかになっています。
現在では50代の閉経後女性が適切に使用することで、メリットがリスクを上回ることがわかっています。
一方でHRTを行わないことによるデメリットがあることも分かっています。
リスクとメリットを正しく知ることで、より良い選択をしていきましょう。
HRTに関心がある方は、お気軽にご相談ください。
